Vision of Life

青年海外協力隊(2016-3次隊)
2017年1月から2年間、ドミニカ共和国で自動車整備隊員として活動中。
日々の出来事をdisりながら記録に残してます。

7月19日(190日目:149日目)

活動149日目。

起床後、トイレに行ったら5mm位の小さなゴキブリの幼虫が歩いてた。

即、叩き潰す。

第2世代との戦いの始まりを感じた。

"駆逐してやる‼︎ この部屋から…一匹…残らず‼︎"

Todavía no he leído "Ataque a los titanes" ni he lo visto.

進撃の巨人は読んだ事も見た事もありません(笑)


午前中、実習見学。

FF型ATミッションの構造。

トヨタ車のフロントブレーキパッドとブレーキディスク交換。

ブレーキディスク外す為に対向キャリパー割ってた。

キャリパーAssyを外すのも、キャリパー割るのも、外すボルトは2本。

それならキャリパーAssyで外した方がブレーキライン系に追加作業が発生しないから、トータル的な手間は少ない。

そしてキャリパーを割る事によって接合部からブレーキフルード漏れのリスクも発生するわけだし。

日本じゃ考えられない作業手順だけど、この国ではこれがスタンダード。

おそらく、この国ではブレーキフルードを定期的に交換する習慣は無いだろうから、こんな非効率的な作業でもブレーキフルードの入れ替えには繋がるから、ある意味では上手く回ってるのかもしれない。

でも、日本みたくニップルにホース接合させてエア抜きの状態確認はしないで、ペダリングしてそのまま噴きださせるからキチンとエア抜き出来てるかは疑問。

なので、パッドとディスクが新品でも制動力が正常値の機能を果しているかは謎。

それと、今回の整備とは関係ないけど、タイヤがホイールハウスと干渉してる。


その後、SST工具作りの続き。

プーリーに引っ掛けるピンの部分の製作。

焼き入れボルトがあればそのまま使って簡単に済むけど、当然焼き入れボルトどころか普通のボルトすら無い。

私的には、余ったボルトは中古スペア部品としての資源だけど、ここではゴミとして捨てられる。

だから、いざ急に必要になった時に何も無くて、ベンチエンジンからボルト外される現象が発生してるんだけど。

とりあえず、直径10mmの丸棒を2本切り出す。

続きは午後。


ランチ。

サンドイッチ的な。

匂いも見た目も斜め上過ぎて、食べるのにちょっと勇気が必要になった。


午後も引き続きSST工具作り。

日本から持ってきたタップ&ダイスセットが遂に役立つ時がきた!

本体部のピンがセットされる箇所を9mmのドリルで下穴を開ける。

で、M10×1.5でネジ山作成。

次にピンに使う丸棒のネジ山切る部分を少し削る。

で、ネジ山作成。

ピンを交換出来る様にしたのでピンの形状バリエーションを増やせば対応幅が広がる。

カウンターパートは「溶接留めしろ」って言ってきたけど。

ここまでは加工するだけだったので大した事無い。

問題はアームを取り付ける為のボルトの確保。

カウンターパートに相談しても「ボルトは安いし、近くに店あるから行って買ってこい」って言って協力する気なし。

自腹は嫌だし、近くに店あるって言うだけで具体的な場所を教えてくれないし。

とりあえず実習場をウロウロしてボルトとナット確保。

試作品だからカタチに成ればとりあえずはそれでいい。


いつもナスをあげてた先生からアボガドを2個頂きました。

自分で買ったアボガドが家に2.75個。

合計4.75個。

カロリー的に1日1/2個食べる様にしてるので、食べ切るまでにかなりの日数がかかりそう。

完熟の方が早く進んだらペーストにして冷凍保存かな。

そしてカウンターパートからは謎の肉を頂きました。


帰宅後、洗濯しながら部屋の掃除。

今まで見て見ぬふりしてたシンク下の掃除に着手。

最初の状態は余りに汚くて酷かったので写真は無し。

パイプは水漏れしてフロアは濡れてるし、ゴキブリのフンは大量にあって、謎の巨大植木鉢(枯れた木が植えてある状態)が隠す様に押し込められてた。

先ずは、濡れてる軽く床を拭いてフンも回収、植木鉢撤去。

水漏れ部にはビニール袋がグルグルにされてたから何故漏れてるのか不明だったけど、ビニール袋外して見て発覚。

パイプの径が全然違うし、パイプ割れてるし。

そして、水が貯まってるS字状のパートを外してゴミ取り。

小さいフォーク入ってた。

よく上手い事狭い隙間から落ちたな。

とりあえず径の隙間をどうにか出来る物が無かったので応急処置で組み直す。

明日の昼休みにスーパーに行って何か使える物を物色してこよう。

その後、冷蔵庫の中の外されてたパーツを取り付け。

洗濯物を干してひと段落したので、シャワー浴びて、夕食準備。

残ってるナスと謎の肉、アボガド1/4。

謎の肉は真っ黒で素性がよくわからないから、オリーブオイル使って更にカリカリに焼いてみた。

引越し前にもらってたら追加調理が出来なかったから、きっと犬のご飯になっていただろう。

それはそれで犬の役には立ってたけど。


先週もらった巨大マンゴーも完熟してたので切って冷凍保存して、後日のおやつに。

品種にもよるけど、野菜にしろ、果物にしろ、デカくなり過ぎなのは味がボケてるのが多い。

でも、アボガドはいっぱい食べたいから大きいの選んで買ってる(笑)

日本で過ごしてた時はマンゴーとかアボガドとか高くて見向きもしなかったから、こっち来てこんなにも食べるとは思ってもみなかった。


今夜は隣の赤ん坊の鳴き声もうるさい生活音もいつもより大人し目。

それでも赤ん坊も子供も22時過ぎても寝ずに騒いでるのはこの国のスタンダード。

まぁ、私は静かにのんびりとコーヒータイム。

ドミ共の定番コーヒーはSanto Domingoだけど、私のおすすめはINDUBAN。

INDUBANはシニアボランティアさんからのおすすめコーヒー。

ブラックで飲む私としてはINDUBANの方が軽くあっさりしてて飲みやすい。

職場に行くと、砂糖たっぷり過ぎるSanto Domingoコーヒーしかない。

売店のコーヒーは砂糖たっぷりのコーヒーの作り置きなので、ブラックコーヒーはメニューに存在しない。

ドミ共に来て約半年が過ぎて、やっと自分でコーヒーを淹れて、ひと息つきながら飲める環境になった。

まだまだ環境整備が必要な部屋で、隣の生活音がうるさくて、スーパーが遠い立地だけど、引越しして良かったってつくづく思う。

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