Vision of Life

青年海外協力隊(2016-3次隊)
2017年1月から2年間、ドミニカ共和国で自動車整備隊員として活動中。
日々の出来事をdisりながら記録に残してます。

8月13日(215日目:174日目)

ダハボン1日目。

朝8:30のに乗る予定でダラダラとしてたら、家を出るのが8:10過ぎとまたしても遅くなり、2人でダッシュ(笑)

同期隊員はスポーツ隊員で足が速いので競い合う様に走り、余裕で8:25にターミナル到着。

相手が居るとペースがいつもより速い。

2人とも汗だく。

チケット買って待ってたけど、バスが来たのは9時頃。

ダッシュした意味無かった(笑)

初めてのダハボンだから標準時間はよくわからないけど、とりあえず12時前に到着。

ダハボン在住の先輩隊員さんにお出迎えしてもらい、コーディネートしてもらったホテルにチェックイン。

日中は予定が無かったので観光とランチを食べにモンテクリスティへ。

ダハボンはハイチとの国境の町だから、ハイチ人の密入国を防ぐ為にダハボンから出るには検問を三箇所通過しなければならない。

アジア人であっても身分証明書を提示。

私達JICAボランティアはドミ共の外務省発行の在住証明書を提示。

バスに同乗してたハイチ人の1人は身分証明書が偽造の疑いがあるとかでバスから降ろされてた。

調べられて疑いが晴れたからバスに戻る事が出来てたけど、再び乗り込んで来た時の安心、切なさ、憤りが垣間見れる表情を見ていて切ない気持ちになる。

もし疑いが晴れずに留置所に送られるのを見たら、もっと切ない気持ちになってたと思う。

興奮したハイチ人達がクレオール語でまくし立てて話してたけど、クレオール語は全く理解出来ない。

そして無事モンテクリスティに到着。

途中のレストランでチョッパー発見!

ドミ共にもあんなバイク存在してる事に驚きと感動(笑)

海沿いのレストランでランチ。

海なのでSopa de Mero(銀ムツのスープ)をチョイス。

久しぶりに魚を食べた。

味もしっかりしていて美味しかった。

食後は塩田を眺める。

時期が良いと塩田の塩がピンク色で魅力的らしい。

塩田の後は海へ。

海は塩田写真の奥に写ってるポコつとした山の裏側の隠れスポット。

ここのビーチでは、Zapato(靴)と呼ばれる靴の形したら岩が有名との事。

ハイチ人にとって、乗り物が無いと来れないこのビーチに来る事は一つのステータスになるらしい。

綺麗でのどかで良いスポットです。

その一方で、Zapatoの周りは波が強いらしく、誰も寄らない(行こうとすると危険だから呼び止められる)らしいけど、悪ノリした人が靴岩の近くに行って毎月1人位は強い波で周りの岩に打ち付けられて亡くなってるらしいから、要注意。

そり立つ壁の様な山を眺めていたら、掴める箇所がいっぱい。

試しにちょっと壁に張り付いてみたら、やっぱり登れそう。

オニツカタイガーでヒールフック(笑)

下が砂浜だから着地の衝撃も少ない。

壁は10mオーバーだからリードないと危険だからトップまでは登れないけど、下の方でライン描いて登るだけでも十分に楽しそうだし、クライミングに良い感じ。

サンティアゴからこのビーチまでは片道三時間以上はかかりそうだけど、クライミングシューズを日本から送ってもらおうかなって、ちょっと考えてしまった(笑)

ミウラー推しだけど、砂浜で砂が入りにくいフューチュラの方が良いかな。

クライミング欲求がジワジワくる(笑)


海を眺めた後はダハボンへ戻り、コロニアハポネサへ。

ここは日本人移住者が最初に住んでいた日本人居住区で、今は日系の方達は殆ど住んでないとの事。

移住が始まってから60年は経過してるのに、電気が通ったのはここ3年前位との事で、生活は不便な状況だったんじゃないかと思う。

記念碑を見て、日本人墓地へ。

閑散としたところにひっそりと佇む墓地。

見渡す先はハイチ。

私には想像も出来ない様な苦労の日々が続いてたんだろうなとしみじみ思う。

だからこそ私達JICAボランティア隊員は日系人が積み重ねてきた品位に泥を塗る様な行為はしてはならないと思う。

そもそも日本人として品位に欠く行為をしてはいけないけど。


帰りは仕事中の日系二世の方と偶然に遭遇して、街中まで送ってもらえる事に。

優しさに感謝。

街中をちょっと散策。

デカい胸像発見。

胸像の後ろの壁の向こう側はハイチ。

汚れた川で子供達が水浴びして遊んでいた。


その後、先輩隊員さんおすすめのレストランで夕食。

Chivo(山羊)、Capreseが美味しいとの事で、それらを注文。

どれもとても美味しい。

Capreseのチーズが特に美味しかった。


ホテルに戻って、疲労により直ぐに就寝。

明日は買い物。

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