Vision of Life

青年海外協力隊(2016-3次隊)
2017年1月から2年間、ドミニカ共和国で自動車整備隊員として活動中。
日々の出来事をdisりながら記録に残してます。

11月10日(668日目:626日目) La clase con ella me distrae.: ドミ共生活で1番楽しい事。

La clase con ella me distrae.: ドミ共生活で1番楽しい事。


遅起き。

ホセ・ムヒカ前大統領のスピーチをYouTubeで聴きながら配属先はクソだなって思いにふける。

良い職員さんもいるだけに残念。

きっとそんな職員さん達もその環境の中で徐々に腐っていくのだろう。

“Una manzana podrida contamina a las otras.(腐ったりんごは他のりんごを汚染する)”って言葉があるけど、まさにこの配属先。

でも、この配属先の場合は腐ってるのは1つだけじゃないから“Muchas manzanas podridas contaminan a las otras.”か。


ランチにコメドールへ。


午後、

茶碗蒸しを何パターンか作る。


夕方から日本語クラスへ。

モニュメント前には明日のマラソン大会のゲートが設置されてた。

クリスマスディスプレイも着々と準備中。

生徒さんはアメリカの会社に所属しているので、仕事の時間がサマータイムの関係で1時間ずれて、開始は18:30からに変更。

茶碗蒸しを試食してもらったら、やはり嫌いだった。

作り方や食感は自体はプリンと似てるけど、料理の一品としてはドミ共には無い食べ物だから、全てが違い過ぎてカルチャーショックレベルっぽい。

かなり薄味に作った物は何とか受け付けられるレベルらしいけど、日本人的に一般な味の濃さは塩っぱ過ぎてだめらしい。

日本人の私としてはドミ食は塩っぱいと感じるから、ドミニカ人と日本人では塩味に対しての感受性に違いがあると感じた。

とりあえず、ドミニカ人の95%位は茶碗蒸しが嫌いなのがわかったのが収穫。

生徒さんに赤べこキーホルダーをプレゼントしたらかなり喜ばれた。

早速携帯ストラップに。

福島県のガイドブックを一緒に読んだり、生徒さんが日本旅行に行った時はどこに行きたいのかとか、好きな花とか、のんびりとお喋り。

生徒さんは"lisianthus"って花が好きらしく、初めて聞いたので日本名を調べたら"トルコキキョウ"って花だった。

しかも全体の品種の殆どが日本産らしい。

22時まで授業、ってかお喋り。

生徒さんはアウトプットの練習をしたいとの事で、ただお喋りしてる授業でも会話の練習になるから、それはそれでいいらしい。

来週から生徒さんは約1ヶ月間のペルー旅行だから次のクラスは1ヶ月後。

生徒さんとのお喋りで昨日の配属先の嫌な事がリフレッシュされた。

ドミ共に来てまで日本人と絡みたくない私にとっては、この生徒さんの存在がホント様々です。

いつも"Sensei"って呼ばれて、話し方も三人称で気遣ってくれてるけど、逆にこっちが尊敬と感謝気持ちでいっぱい。


これで月曜日からは配属先に対して寛大な心でクソ嫌味を言ってあげる事が出来そうだ(笑)


この生徒さんとは色んな偶然が重なって今の関係性になってる。

日本語教室の時は殆ど話した事がなく、教室が曜日変更してからは生徒さんは仕事の都合で来れなくなった。

その後、私が狂犬病の追加予防接種をサンティアゴの病院で受けた時、たまたま向かい側のプラサでランチ食べてたら、偶然私を見かけて声をかけてもらった。(この時でも生徒さんの顔は覚えていても名前までは覚えてなかった。)

日本語を学びたそうだったから、学びたいなら個別に授業するよって約束して、今に至る。

授業曜日が変わらなければこんなに仲良くなってなかっただろうし、偶然が重なって再会してなければもう顔を合わせる事は無かっただろうから、かなりのミラクル。

私は人付き合いが好きな方ではないけど、一期一会って大切だなって生徒さんを通して感じてる。

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