3月17日(66日目:25日目)
活動25日目。(今日のは文章長い)
午前中、縫製科へ。
今日はミシンが空いてない。
いつもはお喋りしてる生徒さんがいて空いてたりするけど、今日は皆んな取り組んでいる。
それでもミシンを使えない生徒さんがいます。
そんな時の生徒さんは違う作業をしてるかお喋りしてるかだけど。
生徒さんの作業を見学してたら先生に「マリア(縫製科の学科長)が呼んでるわよ」って言われて、事務所に行ってみる。
一体なにで呼ばれたのか内心ドキドキして行ってみたら、マリアが新たに作ったレザーブレスレットを私にお披露目したかったって件でした。
そんなこんなの話で、私もレザーブレスレットを作ってお披露目する話になりました。
マリアの秘書さんからも私にも何か作ってとか要望を受けたりと、手芸隊員になりつつある(笑)
ここで実力を発揮して更に認めてもらえれば今後の活動もより面白くなりそう(笑)
実習場に戻ってみるとやはりミシンは空いてない。
実習場にはミシンが沢山ならんでて、生徒さんの人数より多いのだけれど、何かしらの故障があり使われていない。
修理の仕方がわからないのでそのまま。
支援で物を提供してそれで終わりだとこの様な事が発生します。
その中でも程度の良さそうな故障ミシンを眺めてたら、何か直せそうな気がしてきた。
興味本意でバラし始めてみる。
そした先生が寄ってきて「知ってるの?」って、
で、「知らないよー」って返す。
先生、「そうなの、見てるだけなのね」って言って去ってた。
一通りバラして並べて見て構造を確認したら、変形してるスプリングを修正すれば使える様になるだろうって確信した。
で、道具はミシン用のしか手元になかったので、ミシンのリボンの出し入れに使うピンセットで何とか使えるレベルにまで修正して組み付ける。
組み付け終わる頃に先生と生徒さん数名が来て、何か妙に期待してる。
先生が「まさか!」的な事を言ったので、
「試運転してみないと」って糸を通しながら言って、いざ試運転。
ダダダダダッ、って普通に縫い付け出来る様になったのを見て喜んでた。
試運転がてらタコ。
いびつ(笑)
他のミシンを見てみると部品が外れてるのがあって、先生にきいてもその部品は無いとの事。
おそらく、故障した時に誰かが外してみたけど直せないから捨ててしまったと思われる。
他に故障してるミシンを確認して、一機修理出来る可能性があるのを発見。
バラしてみて、欠損ではなく変形だったら直る見込みはある。
時間が来たので、「月曜日に修理してみるよ」って先生に伝える。
自動車整備隊員がミシン修理してある意味技術支援で貢献。
今日のランチは肉のみ。
ワイルド(笑)
午後からは自動車整備科の生徒さん達に教えたい工具の説明をスペイン語で書く。
途中、急に同じ学校内で働くホストに呼ばれて医務室へ連れて行かれる。
何か問診が始まり、あたかも私が病気のような扱いの問診を受ける。
「頭は痛くないのか?」、「胃は痛くないのか?」、「めまいは無いのか?」とか聞かれまくって、全部「No」で答えてたら、「言ってる意味がわかってないからだ。辞書で意味調べなさい。」とかホストから言われ始める。
どうやら2、3日前にホストにファン回しっぱなしで寝ててちょっと具合悪いって言ったのがきっかけっぽい。
そもそもこの発言は、公園散歩(小さい周回コースをひたすらグルグル歩く)をやんわりと断る為に言ったわけで、事実だけど軽い症状のものだった。
次の日は元気になったって言ったのに、未だに具合が悪いと思い込んでる様だ。
ホストが脇から余りにも色々と言ってくるから、「何の為なの?理解出来ない。別な日は具合が悪かった、軽い風邪みたいなもので今は調子がいい」ってドクトーラに直接言った。
聴診器を当てられようが血圧測られようが異常が出るはずもなく、異常はありませんで終了。
親切なのは分かるけど、思い込み前提で私の発言に自分なりのフィルターをかけて聞くのはお互いの為にも良くない。
ホストとの会話では軽い発言でも思い込みの変換でややこしくなる事があるから、しっかり言葉を選んでいかないとならないって改めて感じた。
親切な人には変わりないけどね。
結局、午後は実習場の見学も出来ずに終了。
帰って、身支度して、サント・ドミンゴへ出発!
夕食はインスタントラーメン、魚の缶詰、バナナ、プレジデンテ!
久しぶりにインスタントラーメン食べた。
この味は初体験だけど、麺の食感には懐かしさを感じた。
魚の缶詰の方は醤油をかけると美味しかった。
でも、両方とももう当分は食べなくていいけど(笑)