Vision of Life

青年海外協力隊(2016-3次隊)
2017年1月から2年間、ドミニカ共和国で自動車整備隊員として活動中。
日々の出来事をdisりながら記録に残してます。

1月2日(721日目:残り7日) Ordenar, Día 4: 片付け 4日目

Ordenar, Día 4: 片付け 4日目

送迎の運転手さんも今日から仕事初めとか言ってたから、確認の為に電話してみたけど、電源オフ。
モニュメント脇を歩いてたら、あちこちでビール瓶が破られてて破片が散らばってた。

モニュメントもゴミのデコレーション。


新年早々、清掃員さんは大変だな。

公共交通機関を利用、25ペソ払ったら15ペソ足りないとか言われ、年明けから値上がりしたのかと思って40ペソ支払い。
配属先に着いて、先生に値上がりの事を話したら、"そんな事は無い、それは運転手に騙されたんだ"って言われた。

仕事初めも片付けの継続。
ケースを二箱買ってきたけど、しっかりと仕分けするには足りない。
どうせ直ぐに荒らされるし、努力もベクトルを間違えると自己満足の為の無駄な努力になるから、ざっくりと仕分け。


ランチはいつものコメドールが休みだったから次に近いコメドールへ。



午後、
配属先の最高責任者からプレゼントがあるのと事でオフィスへ。
余計な荷物にならなければ良いなと思いながらオフィスに行ってみたら本人は不在で秘書さんからプレゼントを渡された。
このタイミングでまさかのロン3本(笑)


日本に持って帰れないし、この短期間で飲めないから1本をカウンターパートに、もう1本を来ていて先生に、最後の1本はバカシオネス中の鈑金塗装科の先生へ。
事務所の机に置いておいたら、カウンターパートが"オレが渡す"とか言っておもむろに取り上げた。
今までの行いから、その言葉が信用出来る理由が見つからない(笑)
明日、信用出来るJ先生にお願いして保管しててもらおう。

ダンボールと袋を駆使してなんとなくの片付けが17時に終了。
棚が無いから床に置くしかないのが残念。
後は使う人達が使いやすいようにカスタムしていってくれれば良いなと願う。

整理整頓用にケースを数個提供。



帰りの運賃は25ペソ、やっぱり騙されてた。
チャンスがあればぼったくろうとするのがドミ共。

夜、J先生が家に来て、私へのプレゼントと前々任者宛のプレゼントを頼まれた。


そして、私の母にと地味にクッソ重いドゥルセの塊。
私と前々任者宛のプレゼントは帽子と服。
ドミ共和の服は無駄に丈が長い。
デブのドミニカ人が腹を隠したり、パンツをハンケツ履きしてるドミファションには合うだろうけど、腹も出てなければハンケツ履きもしない私はドミ服が嫌いってのが正直な所。
私がドミ共で自分が着るように買った服はJICAポロシャツとハードロックカフェのポロシャツのみ。
日本で売ってる服は不慮の破損でもしない限り2年位は余裕でもつ。
ドミ共の物流事情が全くわからないから服は多目に持ってきてしまい、買うどころか2年間着る事がなかった服をあげてる状態。
この帰国直前に物もらってもスーツケースの超過料金支払いになるだけだから、貰うのはその気持ちと言葉だけで良いってのが正直なところ。
先生は日本の大きさがわからないからプレゼントを届けてくれって頼んできたけど、私が直接届けるよりドミ共から郵送した方が安い。それを伝えても、自分で送料払ってまでプレゼントしたくないど、プレゼントはあげたいってある意味で駄々こねな感じで私に渡してくるってパターン。
世話になったし、もう会う事もないから最後のわがままを聞いてやろう。

その後、後任ボランティアへのメッセージを作成。
こんな組織にボランティア派遣は税金と人材の無駄使いだから、後任は来て欲しくないけど、もし運悪く派遣されてしまった場合のアドバイスを残しておくのが前任者としての務めの一つかなって思った。

1月1日(720日目:残り8日) Año Nuevo: 元日

Año Nuevo: 元日

朝食は昨夜やっつけで作ったアビチュエラあんこを使ったあんこ餅。


その後、部屋に引きこもって一日中ブログ書き。
12月21日から12月30日までの10日分をまとめて更新。
寝正月ならぬブログ正月。
ちょっとした事を書き留めてたり、写真でその時の状況を思い出したりして書いてるから、記憶のアウトプット力はかなり上がった。
語学はインプット量が少な過ぎてアウトプットまで至らないけど。
二年間毎日の事をブログにするってかなり大変。
これももうすぐ終わるからあと一息。

今年のやる事
・スペイン語の勉強継続
・英語の勉強再開
・合気道を始める
・福島県の国際交流イベントに参加する
・それらと仕事を両立出来る仕事に就く

12月31日(719日目:残り9日) Fin de año: 最後の挨拶

Fin de año: 最後の挨拶

今日はハラバコアへ。
目的は二つ、一つは日系の方から借りていた登山道具の返却と最後の挨拶、もう一つは後輩隊員さんと日系の方のと関係を繋げるキッカケ作り。
後輩隊員2名は首都から、私はサンティアゴから出発。
大晦日だけあってか、グアグアに乗る乗客の集まりが遅くて中々出発しない。


10時前にハラバコアのカリベに着いて後輩隊員さん達と合流。
そして3人で日系の方のお宅へ。

お正月準備でお餅作りしていて、砂糖醤油でお餅をご馳走になり、ライブ放送で紅白歌合戦を視聴。


日本に住んでいる時は特に気にして見た事無かったけど、ドミ共に居るとついつい見入ってしまう。
今年は白組が勝った様です。


その後のゆく年くる年を観て、ドミ共の午前11時に日本では年越し。



日本の年越しを観てから整備工場に行って仕事の見学。



ランチをご馳走になって、


午後からはハラバコアの日本庭園へ。


そして、野菜隊員の為に農業経営してる日系の方のお宅へお邪魔して、お話を聞きに行く。 

お土産にスターフルーツを頂いた。
そのうち食べてみようと思いながらも、結局食べずに帰国かと思ってたからちょうどいい機会。


首都に帰るカリベが16:30なので、それに合わせておいとまさせてもらい、後輩隊員さん達を見送って、グアグアでサンティアゴへ。

2018年最後の日に最後の挨拶と後輩隊員さんの活動協力のキッカケ作りが出来て良かった。

私のドミ共生活では日系の方達には大変お世話になって、日系イベントにも参加させてもらったりと、彼らの助けがあったからこそ楽しく生活出来てたといっても過言では無い存在。
彼らは日本人の気遣いとドミニカ人の優しさの両方を兼ね備えた素敵な人達。
私もそんな風になりたいと思った。
おばさんとの最後の挨拶ではちょっと泣きそうになった。
一緒に写真撮るのを忘れてしまったけど、この恩は一生忘れる事はない。
もし、またドミ共に来る事があったら挨拶に行きたい。
むしろ、彼らに挨拶に行く事位しかドミ共を再訪する理由は無いと思う。
良い出会いに巡り会えた事に感謝。

帰宅して、他国の同期とLINE通話で帰国後の旅行の打ち合わせ。
2週間弱で福島から九州まで一緒に車旅行。
福島から九州の北半分を回って帰ってくるから片道2000km位かな。
こんなタイミングじゃないとこんな事を出来ないから楽しみだ。
こんな事を一緒に出来る仲間が得られるってのもJICAボランティアのメリットの一つだと思う。
JICAボランティアは日本で普通に生活してたら出会う事がないであろう各職種のスペシャリストの集まりだし。

打ち合わせ後、余ってたアビチュエラであんこ作り。
ささっと作ったから雑な作りで、更には分量適当だったから甘過ぎた。

年明けしたらモニュメントのイベントに行ってみようかと思ってたけど、雨が降ったり止んだりしてたし、疲労に勝てずにベッドでゴロゴロしながらうるさく打ち上がり続ける花火を聞きつつ年越し、そしてそのまま寝落ち。