Vision of Life

青年海外協力隊(2016-3次隊)
2017年1月から2年間、ドミニカ共和国で自動車整備隊員として活動中。
日々の出来事をdisりながら記録に残してます。

11月22日(680日目:638日目) Viajo por Barahona (2/3): バラオナ旅行 (2/3)

Viajo por Barahona (2/3): バラオナ旅行 (2/3)

午前中、
村は停電中なので、とりあえず近くの湖へ。

途中、沼を歩く。
枝が敷かれてるから何とか歩けるけど、枝を踏み外すと沼に足がズッポリ。

湖では釣りも出来るとの事だけど、今日は魚いなくて釣れないらしい。

湖畔を散歩して、また沼を歩いて戻る。


一旦、同期の家に帰って、足を洗って、村を散策しながら村の小学校へ行って、クラスを見学。

同期は子供達にも大人気で、皆んなから"Ko-ki‼︎, Ko-ki‼︎"って名前を呼ばれまくってた。
"〇〇は日本語でなんて言うの?"って質問責めに合う。
小学生ならではの"チ◯チンは日本語でなんて言うの?"って質問もあれば(笑)、"日本の大統領の名前は何?"ってすごい質問も出て驚いた。
小学生から政治に関心を持ってるってすごい。
こんな子がドミ共の将来を良くしていって欲しい。
そして、ちゃっかり学校の給食を頂く事に。

子供達は給食用に皿やタッパーを持参してきてるけど、同期と私はその様なシステムを知らないので持ってない。

そしたら、先生が子供のプレートを取り上げて、私達に給食を出してくれた。
申し訳ないので、さっさと食べてプレートを返した。

再び村を散策しながら、家に帰って昼寝。

昼寝後、村から少し離れたところにある昔日系移民が入植していた地区へグアグアで行く。
運賃を軽くボラれた。
木造の古い家が当時移民者達が住んでいた家らしい。

そこにある学校の名前は当時の名残りで”El Japón”、今はドミニカ人の為の普通の小学校。

通りで会ったドミニカ人の顔は、どこか日本人の雰囲気もあったので、日本人の血が入ってるのかも。
ぐるっと1周して、
昔スペイン人が住んでいたエリアの向かい側にある荒れ果てた野球スタジアムを見て、

グアグアが来るのを待って、村に戻る。
帰りのグアグアではボラれずに済んだ。

村で唯一のポジョフリト屋でポジョフリトを食べながら休憩。

電気が供給され始めてたので家具工房を見て回る。

途中、自家製ジュースを出してくれる家にジュースをご馳走になりに行く。
そしたら自家製ジュースを作る為の砂糖が無いから砂糖を買ってきて準備するからまた後から来てって事で、また来る時間の約束。
19時って約束したけど、その時に"ドミニカンタイムの19時?それともアメリカンタイムの19時?"って確認された。
ドミニカンタイムだと19:30位で、アメリカンタイムだと約束通りの19時ちょうど位って事らしい(笑)
アメリカンタイムの19時に再びお邪魔してジュースをご馳走になる。
美味しい。
自家製おやつも出してもらった。
ココナッツとピーニャと何とかっての(名前を思い出せない)をミキサーにかけたおやつで、これも美味しい。
ポジョフリト食べて、
ジュース2杯飲んで、

夕食にパスタとパン、
更には寝床と食事の感謝の気持ちであげたアグアカテも出てきて、もうお腹いっぱい。


食後に軽くビール飲みながらお喋りでもしようと思ってたけど、満腹でゴロゴロ、停電にもなり、暗い部屋でお喋りしながら早めの就寝。

この村は半日停電でボロい建物も多かったりするけど(シャワーが外の掘っ建てトタン壁だったり、シャワーと言っても細いパイプから水が流れ落ちてるだけ)、村人達は今の環境を受け入れてほのぼのと暮らしてる。
この村では今に満足してて発展させるのが難しい、私の配属先は金は持ってるのに先進国からの金と人的支援に自分達の発展を丸投げしてやる気ない、それぞれに違う難しさがある。
日本人からしたらこの村での生活は不便で、ボランティアの活動成果を上げるのは難しいだろうけど、都市部のボランティアより楽しそうな雰囲気を感じた。

でも、先進国の人が貴方達を発展させる為に来ましたっていきなり来ても、生活インフラ、工房設備、本人達の満足度などを踏まえると、その発展は本人達の気持ちを棚上げした先進国のエゴなんじゃないのかなって、この村では感じた。
木工隊員が配属されてるけど、問題は木工組合とマーケティング展開の隔たりだと思う。
今の設備で先進国並みのクオリティを作るのは難しい、安いプラスチック製品や外国の安い製品に価格競争では負ける、今の品質でも国内マーケティング展開を上手く出来れば販売個数は稼げると思うけど、仮に大量受注がきても半日停電の状況では生産性に影響が出る。
とりあえず政府がインフラ整備を整えて、マーケティング分野のコミュニティ開発隊員が来たらまた違う化学反応が起きそうな村。

村を同期と一緒に回って、同期の受注商品(ボランティア隊員向け)に対して請負者が"品質"をよく口にしてるのが印象的だった。
職人に品質意識を芽生えさせたってのは木工隊員ならではの活動成果だと思う。
ドミニカ人なら買うからドミニカ人に売るって言ってたけど(笑)

11月21日(679日目:637日目) Viajo por Barahona (1/3): バラオナ旅行 (1/3)

Viajo por Barahona (1/3): バラオナ旅行 (1/3)

午前中、
5:30頃に連絡所を出発してCaribe Tourへ。

6:15発のバスでバラオナへ出発。
カリベのバスは久しぶり。
相変わらず凍える程に寒い。
9:30頃にバラオナに到着、バラオナの同期隊員と合流。
ちょっと用事を済ませて、ラリマール探しの為にラリマール鉱山手前の村へ。


途中、ランチを食べようと思ってたレストランがまだ開店してなく、ちょっと浜辺を歩いてから再び村へ向かう。

村で唯一っぽいレストランでランチ。
普通のPlato del díaだったけど、2食とビール2本で650ペソと想像以上の価格。

食後、ラリマール組合へ行き、ラリマール加工の見学とラリマール探し。


お土産に置物用の原石の塊が欲しかったので、加工前の塊が入ってるバケツをひっくり返して、物色。
お土産に配る為に、ブローカーばりに大量に購入。

その後、配属先が関与している学校へ。
昨日卒業式が終わったばかりなので、クラスは1月から開始との事で、残念ながら実習見学は出来なかった。

その後、
バラオナに戻り、朽ちた座礁船と機関車を見て、同期の活動拠点であるラリスタ村へ。

ラリスタ村は木工家具産業の村で、各家庭で工房を持ち、それぞれに家具を製作して販売してる。
そして、1日の半日は電気が来ていなく、私が到着した夜は停電時間中で通りは真っ暗。

バッテリー備えている家は停電中も電気は使える、同期の家にはバッテリーがあるので明るいしテレビも観れる。
同期のホストファザーと一緒にテレビで野球観戦。
どこのチームが好きなのか質問したら、"以前はリセイのファンだったけど、今は勝つチームのファンだ、それだといつも勝つ気分を味わえるからだ"って、予想の斜め上をいく答えが返ってきた。
もうチームどうこうじゃなくて、とりあえず野球が好きって事で(笑)
ピッチャー投球数が1イニングを20球以内で良い投手かどうかの判断をしていたのが印象的だった。
私は野球は特に興味ないので、野球観戦を程々にして同期の部屋へ。
同期の部屋にはそのバッテリー電源が供給されてないので、懐中電灯で照らしながらお喋り。
同期のお土産の人形とラリマールが並んで謎の雰囲気。

11月20日(678日目:636日目) ¿Para quién es la ceremonia de graduación?: 誰の為の卒業式?

¿Para quién es la ceremonia de graduación?: 誰の為の卒業式?

今日は首都で配属先の合同卒業式。
バスの出発は4:30、
起きたのが4時、
急いで身支度したけど、案の定、予約したタクシーは来ない。
UBER呼んだけど、来なかなかない挙句にキャンセルされた。
もう一度UBER呼んで、やっと到着したのが5時。
生徒さん達はもう既に集まって来てたけど、予想してた通りスタッフ達はまだ準備でバタバタしてた(笑)
バスは満員になったら順次出発、でもどう見ても生徒数に対してバスが足りない気がする。
職員さんは私を気遣ってバスに乗せてくれようとしてるけど、主役は生徒さん達だから。
そもそも、どのバスも即満員で乗れる様な状況じゃない。
これにどんなオチが待ってるのかの方が楽しみで、ずっと観察。


5:30過ぎても生徒さん達は普通に遅刻して集まってくる。
そこ頃になるとバスもぱったりと途絶え、皆んな通りで待ちぼうけ。


で、6時過ぎにカフェテリアに集合がかかり、"バスが足りないから首都には行けません、全国から集まってくるから会場の私達の枠ももういっぱいです。"ってアナウンス(笑)
乗れなかった生徒さんはざっと70〜80名。
バスが足りなくなった理由に、"予想以上に人が多かったから"って説明したけど、卒業生の数把握してるし、同伴者は禁止ってしてたんだから、予想以上に人が多かったとか、段取りとしてあり得ないでしょ。
人数計算はただの足し算だよ? 
前回の卒業式では、私は4:30前に来て直ぐにバスに乗れたから裏でこんな問題が発生してるとは思わなかった。
きっと、上層部は"〇〇〇〇人規模の卒業式を成功させた"とかって肩書き欲しさにやってるんだろうけど、都合の悪いことにフタをするのは先進国も途上国も同じ。
それでも日本だったら大問題だけど、この国の場合はそれを問題にしない。

備品を見たら、バスは25台分迄は想定してたけど、20台迄で終わり。
あと5台来てればきっと皆んな行けたと思う。
バス会社がブッチしたのか、台数足りないのに請け負ったのか、配属先が足し算出来なくて手配台数を間違えたのか。
まぁ、"予想以上に人が多かった"って言ってたから、足し算出来なかったって事だな。
各科で責任者と先生がスタッフとして引率するんだから、各科の生徒さんとバス番号を紐つけしておけば管理も手配も簡単なのに、目先の手抜きの為に結果的に余計な苦労してるってパターン。

残された生徒さん達はカフェテリアで10時から卒業証書授与らしく、それまで一旦帰る人もいれば、残って待ってる人も。

私は10時からの卒業証書授与を見てから首都に行こうと思い、配属先に残るも事務所の鍵を持ってきてないので、カフェテリアの端っこで今日のアホな出来事のブログ書き。
生徒さんが"お前はもう死んでいる"を連呼していて、でも意味を知らないらしく、スペイン語ではなんて意味なのかの質問を受ける。
とりあえず、"Ya está muerto”かなって伝えた。
ちょっと実習場も見る。

10時になっても卒業式に行けなかった卒業生達が集まるわけでもなく、スタッフもダラダラ。
手伝いに入った先生に聞いたら、卒業式が終わって戻ってきてからだから、今日の15時から明日にかけて行われるとか何とか。
とりあえず10時から受け取れるって位の事らしい。
しかも受け取りも、スタッフにID伝えて、スタッフが束の中から見つけて渡すだけっていう、味も素っ気もない卒業証書授与。

なんか居るだけ時間の無駄だから、着替える為に一旦帰宅。
往復のUBER代分で首都へのバスのチケット買えたわ。
とりあえずブランチ食べて、改めて身支度して、13:30のバスで首都へ。
態度の悪そうなおっさん乗客、隣が空いてたから"空いてる?"って聞いたら"空いてない"って。
完全に嘘ついてるのがわかる。
もう一度聞いたら、おっさん周りの空席確認して、もうほぼ満席なのを確認してもなお"空いてない"ってクソ発言。
4回目位の質問でやっと小さな声で"空いてる"って渋々認めた。
2席占領したいなら2席分のチケット買えよ。
隣に座ったけど、そんなヤツにだからなのか無駄に広いガニ股座りでこっちのスペースを潰してくる。
私は気にせず爆睡。
首都手前で起きたけど、今回のドライバーはブレーキが荒くて久しぶりに車酔いしそうになった。
16時過ぎに首都到着、

早めの夕食、モロ、ポジョフリト、プラタノフリトで90ペソ。
最近ポジョフリトの油にしんどくなってきた。

通りでハイチ人女性からバナナ購入。
3本で20ペソ、スーパーの方がちょっと安いけど、路上販売してる人から買った方が社会貢献になる気がする。

スーパーでプレジデンテ缶に3種類のデザインが増えているのを発見。


その後、ココナッツを飲む、40ペソ。
今回のはジュースが少な目な分、果肉が多かった。
久しぶりに果肉を食べたかったから何気に嬉しい、しかも甘くて美味しかった。

17:30に連絡所到着、
ジョジョを読むも細かい字に目が疲れて一冊でお腹いっぱい。
のんびりとブログ書いて、早目に就寝。