東京オリンピック大会ボランティア vol.2
¿Hay algo en lo que pueda ayudar?
ボランティア活動2日目
本日のキューバアシスタントチームは私一人かと思いつつチェックインしたら、チームリーダーのシフトも入ってるとの事でチームリーダーと合流。
チームリーダーさんは英語ペラペラだけどスペイン語は経験がないらしい。
アシスタントオフィスからの今日の指示は、昨日に引き続き選手団とコンタクトを取って対応してくださいと。
今日も電話してみるも相変わらず電源OFF状態、アボなしアタックするも不在。
電源OFFと分かっていながらも鬼電しつつ、オフィススタッフさんからキューバ選手団団長さんの部屋番を教えてもらいアタックするも不在。
居住エリアのアメニティ担当ボランティアさんに聞くと、「キューバ選手団が行き来してるのは見かける、無料自販機でコーラ選んでるのはキューバ人だけです」等、情報はもらえてるけど、全くお見かけしない。
そんなこんなで午前中終了。
オフィススタッフさんも「キューバ人だから仕方ないですねー」って、そして「今日もコンタクト取るのは難しそうだから諦めましょう」って判断が下された。
午後からは、担当選手団から要請が出てるチームとブラジルチームからのアシスタント増員要請(雑用要員を5名追加要請)以外の活動は無しな雰囲気。
今日が初日のボランティアさん達は、午前中オリエンテーションして、午後からは活動だと思ってたのに、午後イチで「今日は依頼がないからこれでチェックアウトです」とかって通達にざわついてた。
そりゃそうだよね、オリンピックに携わりたくて仕事休みにしてまで参加してる人とか、遠方から参加してる人からしてみれば、せっかく来てるのに"今日は特にやる事ないので帰って下さい"って扱いは「はぁ⁉︎」ってしかならないよね。
オリンピック委員会の準備不足でボランティアがそんな扱われ方になってしまったのか(計画していた準備期間にプラスして延期された分の1年間が増えてる訳だから準備期間が足りなかったって事は考え難いけど)、存分に準備した結果でこれなのかは知らないけど、オリンピックの闇を垣間見れた。
ブラジルチームの雑用要員に応じなければ私も午後イチでチェックアウトってパターン。
そんな感じなので、キューバアシスタントチームリーダーはブラジルの雑用要員へ志願。
雑用でも何もしないよりはましけど、それもどうかなと思って、私はスペイン語圏の選手団のボランティアさんに独自に声かけして、混ぜてもらう事に成功。
そんな申し出を快く承諾してくれたのが、グアテマラチーム。
まさかのJICAボランティアOBさん、しかもスペイン語はB2レベルでペラペラ。
スマートな仕事っぷりに色々と勉強させていただきました。キューバ選手団の対応にフィールドバックさせていただきます。
ブラジルチームの雑用要員になってたよりも得られた事は多かったと思う。
私の次回のシフトは17日と18日。その時もキューバ選手団とコンタクト取れなかったら、またグアテマラチームに混ぜてもらおうと考えてます。
それ以外にも、今日は同じ時期に活動していたドミ共隊員さんとの偶然の再会もあり、出会いの多い一日でした。
そんなこんなで今日のチェックアウトは17時頃。
ホテルに預けてる荷物をピックアップする時間を踏まえても、18:30頃のバスにギリギリ間に合いそうな感じだったけど、購入済みの最終便のチケットとの差し替えする時間的余裕が厳しく、差し替えすると割引の都合で+1000円になるので、諦めて最終便を待つ事に。
今回の乗る場所はバスタ新宿ではなく、王子駅前の路上にぽつんとある高速バス停。
一日中歩き回ってお疲れ気味だし、時間潰しで移動するのも疲れるから、バス停の前でドミニカンスタイルの過ごし方(路地に座って、行き交う人や車をただただ眺めてるだけって方式)で2時間程座り込み。
コロナ禍の影響で、21時の最終便のバスの乗客は私含めて3人、バス会社さんは運行する度に赤字パターンで大変そう。
東京から私の地元までバスで約4時間。
次のシフトの時は、仕事を休む損失&移動費と宿泊費が無駄にならなない様な活動になれば良いなと、バスに揺られながらそんな事を思いつつ書いてます。