Vision of Life

青年海外協力隊(2016-3次隊)
2017年1月から2年間、ドミニカ共和国で自動車整備隊員として活動中。
日々の出来事をdisりながら記録に残してます。

7月21日(192日目:151日目)

活動151日目。

いつもは6時には起きてるのに、今日の目覚めは7時前。

疲れが溜まってるっぽい。


午前中、実習をちょっと覗く。

電気系の実習。

先生はECUの内部点検中。

どこだかの抵抗がダメになってるとか何とか。

その後、工具作りの続きを少し。

とりあえず角の面取り。

そして支点になりそうなボルト探し。

実習場に無造作に置かれたままになってるエンジンを見てボルト発見。

ドライブプレートを留めてるボルトは強度があって使えそう。

長さは20mm。

工具の厚みは24mm(平鉄12mm×2枚)だからちょっと短いけど、とりあえずこれを使用してみる事に。

実習場の掃除が始まったから事務所に撤収。


ランチ。

ナスをあげてた先生からナス料理の差し入れを頂く。(アボガドくれたら先生とはまた別の先生)

カウンターパートにもconpartir(シェア)をしたら、7~8割位持ってかれた。


午後、今週末行くソスアのホテルに人数追加の連絡をする。

この時、今日が金曜日だった事に気付く。

午前中の掃除を見て、何で木曜日なのに掃除してるのかなって思ってたけど、自分の感覚がズレてた。

危うく日本語教室に行くの忘れるところだった。

その後、工具作りの続き。

M10のボルトを使うために9mmの下穴を開けて、ネジ山作成。

もう一つの方は10.5mmで開けたいけど、ドリルがない。

10mmはあるけど刃が悪くて切れない。

それ以上は11.5mm。

とりあえず10mmで暫くトライするけどやっぱり開かない。

丸棒ヤスリがあれば削って拡張出来るのに、それもない。

日本ならダ◯ソーにだって丸棒ヤスリもドリルの刃も売ってるのに。

ラチがあかないから今日はここまで。


帰宅後、直ぐに洗濯して、合間に完熟アボガド1.5個をペーストして冷凍室へ。

残りの2個も完熟っぽいけどタッパーがないからそのまま冷凍室へ。


洗濯物干して日本語教室へ。

最初に旅行企画の話が出た。

生徒さん提案で日本語教室メンバーで日帰り旅行をしようって話題。(私は終始聞いてるだけだったけど。)

その後、授業。

今回は比較最上級と雑談。

今日がバカシオネス前最後の授業って事だったけど、来週もJICAボランティア隊員が来れれば開催するとの事。

来週は日本語教室無いと思ってたから予定を入れてしまってた。

来週末は首都で開催される日系社会慰霊碑参拝への参加の為に上京予定。

私にとっては、日本語教室への参加は大切な活動だけど、日系社会への参加も大切な活動だと位置付けしてる。


帰宅後、夜食作り。

ペーストしたアボガド約1/4個分と水に浸け置きしてたパスタを使って、アボガドスープパスタ

前回のクソ不味いパスタの経験を踏まえたら少しはマシに進歩。

7月20日(191日目:150日目)

活動150日目。

午前中、昨日製作したSST(ユニバーサルカムプーリーホルダー)の塗装を鈑金車体科に依頼。

何色でも良かったけど、カウンターパートが「赤がいい」とか言って来たので、赤で依頼。

次に何をしようかちょっと考える。

以前、実習見学した時にクランクボルトを緩めるのに苦労してたのを見た事があったから、次はハンドインパクトレンチを製作する事に。

構造が単純だから作るのは簡単だけど、問題はソケットをセットする所をどの様に作るかと、支点のピンをどうするかかな。

段取り八分って思うけど、とりあえずは悩むより行動。

先ずは材料の切り出し。

550mmと140mm。

午前中はここまで。

鈑金車体科の生徒さんからSSTの塗装が終わったとの事で受けとる。

塗装してもらって工具感がでた。

ありがとうございます。


ランチ。

カウンターパートが皿に準備してくれてた時に、ジュカ(キャッサバ芋)の一つが床に落ちて転がってた。

それを拾って皿に乗せてたっぽい。

どれだか分からないし、気にしててもどうにもならないから全部頂く。


昼休みにスーパーに行って、水道管系の部品物色。

変換アダプターは無いっぽい。

なのでメクラキャップを変換アダプターに加工する事に。

ついでに工具、食器(小さい皿とトレー)除湿剤、洗剤等も購入。

合計約1300ペソ。

出費続きだけど、そろそろ鍋も購入したい。


事務所に戻って、カウンターパートと先生にシンクの水道管の部品買ってきたって言ったら、「それは大家が対応する事だ!」ってかなり言われた。

確かに、言われてみればそうだ。

でも、正直ドミニカ人に修理お願いしたくない。

ドミニカ人が取り付けた結果、パイプの径が違うのをそのままにビニール袋をグルグル巻きにして取り付け完了させてた訳だし。

依頼したとしても、修理に来る時間守らないし、きっと家の中で色々と作業して汚されるだろうし、作業も取り付け時と同様に適当だろうと、ろくな事が起きないと想像出来る。

そしてなりより自分で修理出来るんだし、自分で修理した方が確実で安心。

流石に「ドミニカ人にはお願いしたくないから」っては言えない(笑)


午後からは水道管の変換アダプターのワンオフ製作。

先ずは、メクラキャップのネジ部にシールテープを巻いてしっかり締め込む。

次に、ふたに細いパイプが入る様に丸く穴開け加工。

なぜこの国には丸棒ヤスリがないのか。

平ヤスリと三角ヤスリしかない。

滑らかなR加工とかには興味が無いのか?

仕方ないから平ヤスリと三角ヤスリ使って穴拡張。

円が凸凹なので、卓上ボール盤にドリルつけてドリルの側面で凹凸を少し慣らす。

ある物は何でも使おう。

とりあえず加工終了。

シーリング剤も買ってきたから、念の為ネジ部にシーリング。

なんの気無しにシーリング剤をカゴに入れたけど、黒を取ってた事にこの時気付く。

白の方が見栄え良いけど、普段見えない場所だし、水漏れおさまってくれればどっちでもいいや。


その後、午前中の工具製作の続き。

実習場で工具作りしてると生徒さん達が興味を持って話しかけてきてくれる。

スペイン語での説明が覚束無いからアクションを交えて軽く説明。

下穴の基準穴を開けて今日は終了。

製作ペースがメチャクチャ遅い。

日本だったらここまでの作業は5分で終わる。

でも、「ここはドミニカ共和国」。

日本とドミ共の違いを話して、日本流を推すと言われる言葉。


帰宅後、早速水道管修理。

ワンオフ変換アダプターを取り付けして、パイプ交換。

U字パイプも新品に交換しようとしたら、新品のU字パイプのネジ山がバカになってて締め込むとネジ山飛んで本締め出来ず。

品質管理悪過ぎ。

なのでU字パイプは再使用。

シーリング剤も沢山あるからこの際ガッチリシーリング。

これでしばらくは様子見。


夕食準備。

この前のプラタノフリトの出来がイマイチだったのでリベンジ。

今回は中々の出来。

失敗から学ぶ事って大切。

炒めたニンニクも一緒に潰し込んだら、味も中々のアクセント。

ニンニク揚げ過ぎて黒くなってるのもあるけど。

で、他には在庫ナスとアボガド。

今日買った皿を早速アボガドに使う。

このサイズの皿が欲しかった。

フライパン一個しかなくて揚げ物すると油系の料理ばかりになってしまう。

ナスとプラタノ食べきって、鍋を購入したら、次は油料理以外かな。


そして今夜は隣の住人の音楽がクソうるさい。

メレンゲとかバチャータならまだしもラップ的な。

大音量過過ぎてノイズの様な耳触り。

直接部屋で聴いてる本人は聴覚障害起きてるんじゃないかって、もう逆に心配になるわ。

7月19日(190日目:149日目)

活動149日目。

起床後、トイレに行ったら5mm位の小さなゴキブリの幼虫が歩いてた。

即、叩き潰す。

第2世代との戦いの始まりを感じた。

"駆逐してやる‼︎ この部屋から…一匹…残らず‼︎"

Todavía no he leído "Ataque a los titanes" ni he lo visto.

進撃の巨人は読んだ事も見た事もありません(笑)


午前中、実習見学。

FF型ATミッションの構造。

トヨタ車のフロントブレーキパッドとブレーキディスク交換。

ブレーキディスク外す為に対向キャリパー割ってた。

キャリパーAssyを外すのも、キャリパー割るのも、外すボルトは2本。

それならキャリパーAssyで外した方がブレーキライン系に追加作業が発生しないから、トータル的な手間は少ない。

そしてキャリパーを割る事によって接合部からブレーキフルード漏れのリスクも発生するわけだし。

日本じゃ考えられない作業手順だけど、この国ではこれがスタンダード。

おそらく、この国ではブレーキフルードを定期的に交換する習慣は無いだろうから、こんな非効率的な作業でもブレーキフルードの入れ替えには繋がるから、ある意味では上手く回ってるのかもしれない。

でも、日本みたくニップルにホース接合させてエア抜きの状態確認はしないで、ペダリングしてそのまま噴きださせるからキチンとエア抜き出来てるかは疑問。

なので、パッドとディスクが新品でも制動力が正常値の機能を果しているかは謎。

それと、今回の整備とは関係ないけど、タイヤがホイールハウスと干渉してる。


その後、SST工具作りの続き。

プーリーに引っ掛けるピンの部分の製作。

焼き入れボルトがあればそのまま使って簡単に済むけど、当然焼き入れボルトどころか普通のボルトすら無い。

私的には、余ったボルトは中古スペア部品としての資源だけど、ここではゴミとして捨てられる。

だから、いざ急に必要になった時に何も無くて、ベンチエンジンからボルト外される現象が発生してるんだけど。

とりあえず、直径10mmの丸棒を2本切り出す。

続きは午後。


ランチ。

サンドイッチ的な。

匂いも見た目も斜め上過ぎて、食べるのにちょっと勇気が必要になった。


午後も引き続きSST工具作り。

日本から持ってきたタップ&ダイスセットが遂に役立つ時がきた!

本体部のピンがセットされる箇所を9mmのドリルで下穴を開ける。

で、M10×1.5でネジ山作成。

次にピンに使う丸棒のネジ山切る部分を少し削る。

で、ネジ山作成。

ピンを交換出来る様にしたのでピンの形状バリエーションを増やせば対応幅が広がる。

カウンターパートは「溶接留めしろ」って言ってきたけど。

ここまでは加工するだけだったので大した事無い。

問題はアームを取り付ける為のボルトの確保。

カウンターパートに相談しても「ボルトは安いし、近くに店あるから行って買ってこい」って言って協力する気なし。

自腹は嫌だし、近くに店あるって言うだけで具体的な場所を教えてくれないし。

とりあえず実習場をウロウロしてボルトとナット確保。

試作品だからカタチに成ればとりあえずはそれでいい。


いつもナスをあげてた先生からアボガドを2個頂きました。

自分で買ったアボガドが家に2.75個。

合計4.75個。

カロリー的に1日1/2個食べる様にしてるので、食べ切るまでにかなりの日数がかかりそう。

完熟の方が早く進んだらペーストにして冷凍保存かな。

そしてカウンターパートからは謎の肉を頂きました。


帰宅後、洗濯しながら部屋の掃除。

今まで見て見ぬふりしてたシンク下の掃除に着手。

最初の状態は余りに汚くて酷かったので写真は無し。

パイプは水漏れしてフロアは濡れてるし、ゴキブリのフンは大量にあって、謎の巨大植木鉢(枯れた木が植えてある状態)が隠す様に押し込められてた。

先ずは、濡れてる軽く床を拭いてフンも回収、植木鉢撤去。

水漏れ部にはビニール袋がグルグルにされてたから何故漏れてるのか不明だったけど、ビニール袋外して見て発覚。

パイプの径が全然違うし、パイプ割れてるし。

そして、水が貯まってるS字状のパートを外してゴミ取り。

小さいフォーク入ってた。

よく上手い事狭い隙間から落ちたな。

とりあえず径の隙間をどうにか出来る物が無かったので応急処置で組み直す。

明日の昼休みにスーパーに行って何か使える物を物色してこよう。

その後、冷蔵庫の中の外されてたパーツを取り付け。

洗濯物を干してひと段落したので、シャワー浴びて、夕食準備。

残ってるナスと謎の肉、アボガド1/4。

謎の肉は真っ黒で素性がよくわからないから、オリーブオイル使って更にカリカリに焼いてみた。

引越し前にもらってたら追加調理が出来なかったから、きっと犬のご飯になっていただろう。

それはそれで犬の役には立ってたけど。


先週もらった巨大マンゴーも完熟してたので切って冷凍保存して、後日のおやつに。

品種にもよるけど、野菜にしろ、果物にしろ、デカくなり過ぎなのは味がボケてるのが多い。

でも、アボガドはいっぱい食べたいから大きいの選んで買ってる(笑)

日本で過ごしてた時はマンゴーとかアボガドとか高くて見向きもしなかったから、こっち来てこんなにも食べるとは思ってもみなかった。


今夜は隣の赤ん坊の鳴き声もうるさい生活音もいつもより大人し目。

それでも赤ん坊も子供も22時過ぎても寝ずに騒いでるのはこの国のスタンダード。

まぁ、私は静かにのんびりとコーヒータイム。

ドミ共の定番コーヒーはSanto Domingoだけど、私のおすすめはINDUBAN。

INDUBANはシニアボランティアさんからのおすすめコーヒー。

ブラックで飲む私としてはINDUBANの方が軽くあっさりしてて飲みやすい。

職場に行くと、砂糖たっぷり過ぎるSanto Domingoコーヒーしかない。

売店のコーヒーは砂糖たっぷりのコーヒーの作り置きなので、ブラックコーヒーはメニューに存在しない。

ドミ共に来て約半年が過ぎて、やっと自分でコーヒーを淹れて、ひと息つきながら飲める環境になった。

まだまだ環境整備が必要な部屋で、隣の生活音がうるさくて、スーパーが遠い立地だけど、引越しして良かったってつくづく思う。