Vision of Life

青年海外協力隊(2016-3次隊)
2017年1月から2年間、ドミニカ共和国で自動車整備隊員として活動中。
日々の出来事をdisりながら記録に残してます。

6月30日(171日目:130日目)

活動130日目。

午前中、実習場に入庫してあったアコードをちょっと目視点検。

数日前にATミッションを修理してた車。

ちょっと目視しただけでも問題点多数。

左内側ドライブシャフトブーツが欠損しててグリス飛び散りまくり。(バンドを留める一山分のジャバラが千切れて無くなっている。通常使用でこの様な損傷は発生が起きにくいから、脱着作業時に発生した可能性が予見される。)

ドライブプレート部のカバーが無くなってる。

右前ブレーキキャリパースライドピンのダストブーツが無くなってる。

左側ステアリングベローズ切れ。(バンド無し)

等々、脱着作業時に取り付け忘れと思われる様な事が多数。

電装関係の実習後の写真も撮影。

ライト、スイッチ等の各パーツへの配線加工して電気配線を完成させる実習。

毎週金曜日の午前中は実習場掃除の日で、掃除が終ったら終了時間前なのに生徒さん達はもう解散していない。


昼頃にハラバコア在住の日系のHさんが職場へ挨拶にきてくれた。

最近、私からの音沙汰がないからって、サンティアゴへ運転免許更新来たついでに寄ってくれたの事。

「正直、あんまり上手くいってないんです。」って伝えたら、

「そうだろうと思ったよー。焦る事はないよー。」って笑顔で答えてくれて、活動の話とかを色々と聞いてもらった。

こうやって会いにきてくれたり気に掛けてくれる人が居るってのは恵まれた環境だなって熟々感じた。

また遊びに行こう。


ランチ。

整備科の先生からナス料理を作ってきてもらいました。

Berenjena con bacalao(ナスとタラ)

とても美味しかった。


午後、実習場でアコードのオーナーさん(職場の運転手の1人)と職場の職員さんが2人でアコードの整備中。

フロントテンションロッドブッシュ、フロントスタビブッシュ、マフラーハンガーゴムの交換。

ちょっと見学してたら、「手伝ってくれるの?」って逆提案を受けたから、少しお手伝いする事に。

大した作業ではないけど、工具バリエーションや整備環境の問題で時間はちょっと掛かった。


残った時間で2号報告書をちょっと記入。


夜は大学へ行って、日本語教室。

今回は身体のパーツの復習テスト。

生徒さん自らテスト問題を作ってきてくれて、モチベーションの高さが伺える。

私達日本人はそのテストをスペイン語で記入して生徒さんにチェックしてもらうって、逆テストも急に行われた。

殆どわからず、辞書でカンニング(汗)

後半では生徒さんの1人が「お年玉文化」について日本語で発表。

日本人でもそこまでの文化背景を知ってない人が居るだろうと思う様な事もキチンと調べて、日本語に翻訳して発表。

しかも課題でも宿題でも無いのに自発的行動でここまでするのがスゴイと感心するばかり。

その姿勢を見習わなければ。

6月29日(170日目:129日目)

活動129日目。

午前中、昨日もらった資料をスキャンしてデータ保存。

先輩隊員が残してくれたプリンターはインクが買えないから印刷出来ないけど、スキャンに使えるからデータ整理にはとてもありがたい。

昨日の出張は、有意義なものではあったけど自分のプロジェクトには反映出来る事がいまいちなかったってのが正直な感想ではある。

立派な機材をみたカウンターパートは「これをJICAに買ってもらう」とか冗談交じりに言ってたけど、JICAは買わないし、その機材が職場にあっても使わないで唯の自己満足で終わるのは容易に想像出来る。

今までの機材がその状態な訳だし。


とりあえず活動を進めるにあたって、機材の見積書作りが最初に必要。

カウンターパートにその事を持ち掛けたけど、昨日の出張で自己満足した様でもう乗り気ではない。

「調査の為に修理工場を回るには学科長と相談が必要」とか言ってる。

もう動きそうもないので私が学科長に相談しに行ってみる。

残念ながら今日は忙しいらしく、コンタクトを取る事が出来なかった。


ランチ。

まさかのHamburguesa(ハンバーガー)。


午後は実習場をウロウロ。

・ステーが外されて(盗まれて?)使われてないエンジンスタンド(しかもJICAの支援品)、

・転がってるエンジン、

・台に棒で引っ掛けてあるだけのカットエンジン(危険)、

やる事ないし、ステーを溶接加工製作して、今ある物を有効活用しようかなと思案。


特にこれといった事がなかった(しなかった)

1日。

6月28日(169日目:128日目)

活動128日目。

本日はBonaoにある企業を視察する為に早朝から出発。

職場を6:30に出発するとのことで、6:30に職場に到着したけど、当然の如く集まりは遅い。

結局、7時前に出発。

運転手含め8名。

カウンターパートに企業名を聞いても「バリィゴール」とか言われていまいちピンとこない。

「Mineral(鉱物)」って言われたから鉄鋼の加工工場か何かなのかと思いながら車に揺られる事、約2時間。

着いたところは山、しかも企業の規模が山全体。

入り口の段階でめちゃくちゃ広大。

企業名「Barrick Pueblo Viejo」。

「Barrick gold」ってカナダの金の採掘企業の子会社。

ここにこの企業が融資してる職業訓練施設があり、私の職場との協力連携的な事が今回の出張目的の様でした。

入口で首都からきた職員達とも合流。

セキュリティはパスカードと金属探知機があり、その施設に行くのにも広大過ぎて車で移動。

10:00から始まり、12:00までの予定が、意見交換がかなり長くなり13:00頃までに至った。

最初に諸々の説明を受け、その後に実習場の見学など。

油圧、空気圧に関しても学習設備があったけど、油圧シリンダー修理に関しての実習は行われていなかった。

記念にキーホルダーを頂きました。


10時の軽食とランチyお菓子等も準備していただいており、私は軽食を食べたからランチは夕食用に持ち帰り。


一通り終わり、外で車を待っている時に路上でフルーツ販売してる大人と、ホットケーキ(的な)のを販売してる子供と出くわす。

子供の売上貢献の為に2つ購入。

2つで50ペソ(約130円)。


15:30頃に職場に戻る。

ランチ食べたなかったので流石に空腹。

なので子供から買ったホットケーキを事務所で1つ食べる。

日本のと比べると塩っぱくて食感は少し固め。


帰宅後、もう1つを食べる。

ちょっと温めて蜂蜜かけて食べたけど、1人で2つは多過ぎた。

ランチにいただいたサンドイッチは明日の朝食へ。


疲れたから早目に就寝。