Vision of Life

青年海外協力隊(2016-3次隊)
2017年1月から2年間、ドミニカ共和国で自動車整備隊員として活動中。
日々の出来事をdisりながら記録に残してます。

3月16日(429日目:387日目) Confirmación de unas averías

Confirmación de unas averías


午前中、市役所職員の車の症状確認へ。

1台目のD-Maxは自走不可能との事で、同期隊員と職員さんと途中で待ち合わせして車の置き場所へ。

時間通りに来ないのはドミ共だから諦める。

30分待って来なかったら今日確認するって話は無かった事にして配属先に行こうかと思ってたけど、15分遅れで来たので、車の確認へ。

車は職員さんの父親が経営している車販売店の敷地の片隅に置いてあった。

ボンネットを開けてみてビックリ。

コモンレール式のディーゼル車かと思ってたら、並列型ポンプの旧式エンジンだった。

更にはポンプが外されていて無い状態。

ポンプの事を聞いたら、車内からバラバラにされたポンプを出してきた。

誰が分解したのか聞いたら、「数ヶ月前にメカニックがバラしたけど誰だかは知らない」って。

途上国あるある、知識も無いのにとりあえずバラす、そして組めなくなって放置。

挙句、ECUも分解したあげくに、内部を引きちぎった形跡があってECUは逝ってて修復不可能な状態。

ほんとやる事がバカ過ぎる。

とりあえずバラバラになったポンプの部品をざっと見たら、あからさまに部品が足りない。

しかも外した部品にはあり得ない欠損痕。

途上国の部品屋にポンプの内部パーツ単品販売とか無いだろうから、中古品か業者に依頼して修理してもらわなければならない残念過ぎる状態。

仮に組めたとしても配属先にはインジェクションポンプテスターが無いから、性能確認が出来ないから業者に依頼するしか無い状況。

ちょっとした事なら調整とか分解点検でどうにかなるかと思って工具持ってきたけど、工具は無意味だった。

余りの残念状態と手の汚れで写真を撮る事を忘れてしまったけど、同期隊員が写真をちょっと撮っててくれてた。

ありがとう!

とりあえず月曜日に配属先に搬入してもらって修理入庫する事に。

日本人のメカニックって事でお声掛けしてもらったけど、先生と生徒さんの実習に使われる流れでカウンターパートが段取りしたから私が携われるのは限りなく少なそう。

ここの車販売店には洗車車も配備されてて、アフターパーツも販売している。

ドミ共の車屋さんのアフターパーツの陳列数を見ると、日本のカー用品店ってすごいなって思う。


その後、もう1台の方の話をする為に市役所へ。

そして、修理依頼内容と所要日数の話をしてとりあえず修理。

市役所と配属先とのコラボ案は配属先側に潰されてしまったけど、その話を進めてた時に相談に乗ってくれてとてもお世話になった市役所職員さん達の車のメンテナンスサポートをする事で、恩返しをしていきたい。


ランチは同期隊員と同期隊員の行きつけのコメドールへ。

ちょっと早目に行ったからか、サラダの準備が間に合わ無くて、サラダの代わりにスパゲティ。

ドミ共のスパゲティはアルデンテとか食感とか御構い無しのグダグタ状態のスパゲティもあるので、私はキチンとしたパスタ屋さん以外では好んで食べない。

たまには違うコメドールとか違うメニューを頼むのも新たな発見を得る為には必要。

なので、今回は配属先の向かい側のコメドールの方が私の好みっだって事を知り得る事が出来た。

ここはここで美味しかった。


午後は配属先に行っても直ぐに帰って来る様になるので今日は直帰させてもらって、家で英語アプリして、一休み。


夕方からはモニュメントで強度を落としたランニング。

周回コースを反時計回り1周して坂道ダッシュ1本を入れて、周回コースを時計回り1周して坂道ダッシュ1本して、再び時計回り1周して坂道ダッシュ1本って繰り返して、合計10周と11本をこなす。

休憩入れて、坂道ダッシュ5本追加、合計で約1時間。


汗だくのままコメドールに寄り道して夕食のマングーをパラジェバールして、家でコーラ飲みながら夕食。

明日は肉と酒抜き、身体ほぐしして、日曜日のマラソン大会へ向けての調整。


①やる事のレベル低過ぎ。

②市役所職員さん達にはとても感謝してます。

③もはや運動ではなく、部活です。


①Ese mecánico de automóviles es tonto de remate.

②Estoy muy agradecido por la amabilidad de los funcionarios de la ayuntamiento.

③Ya no es un ejercicio sino como una actividad del club.


①That car mechanic is hopelessly stupid.

②I'm very grateful for the kindness of the city officials.

③It's no longer an exercise but rather a club activity.

3月15日(428日目:386日目) Todavía

Todavía


午前中、

カウンターパートの車の修理の続きが行われてたけど、ボルトが付いてなかったり、スターターが壊れていたりとトラブルまみれ。

整備する度に何処かに不調が発生してる感じ。

入庫前の軽度のエンジン不調の状態が、修理が進行してる今よりも断然に調子が良かったと思う(笑)


鈑金塗装科ではホンダ車の全塗装が完了。

日本だったらやり直しさせるレベルの箇所がチラホラと。

素人でも直ぐに分かる塗装不良箇所も。

塗装不良な所をチェックしてたら、先生に「そこは悪い所だ。お前は良い判断だ。」って言われたけど、分かっていてもやり直しさせずに納車するのがドミ共クオリティ。


今日はガソリンスタンド職員の為の講習会の会場として配属先が利用されてた。


ランチ


午後、市役所の職員の車の修理依頼があり、同期隊員経由で症状確認。

2005年式、いすゞのD-Maxのエンジン不調、

1988年式、いすゞのKB Pickのオイル漏れ、足廻りのベアリング、外装。

D-Maxの方は修理工場で燃料噴射関係を修理した後、60km程走行したら自走不能になったとか。

コモンレールを修理して自走不能にするって、完全に何かを壊してるか、不具合を作って納車してるじゃん(笑)

そもそもこの国の修理工場でコモンレール修理出来るとは思えない。

日本だったら整備保証で再修理が当然の流れだけど、ドミ共の場合は修理車両を引き取った時点で自走出来てれば、数メートル先で壊れようが整備工場は関係ないって流れ。

整備不良で壊れた部品であろうとオーナー支払い。

自走不能で放置されてる様なので、とりあえず明日そこに行って現車確認する事に。


実習場ではマツダ車エンジンを再び降ろす。

今度はフロントケースからのオイル漏れだか、オイルポンプ不良だか。

整備が行き当たりバッタリでやたらと無駄な手間を掛けている。

カウンターパートが自分の車の修理に携わってる先生にめちゃくちゃ文句言ってた。

普段の実習の取り組みから注意させておけば整備品質が上がって、結果的に自分の車も安心して任せられるだろうに、自分の車の時だけクソ文句言ってる時点で色々と手遅れ。


夕方からは日本語教室。

上級クラスだけど、生徒さん同士で雑談ばかりしていてほとんど進行してない。

生徒さん達もしっかり学びたいだろうって思ってちょっと疲れてる状態でも来たけど、こんなやる気の無い様な進行ならわざわざ日本人がいる必要も無いなって思った今日の授業。


①あなたの車の修理はいつ終わるの?

②この国の修理では、壊される事は珍しい事ではない。

③日本語教室の在り方を再検討するべきだ。


①¿Cuándo terminará su vehículo reparando?

②No es raro que se rompen con la reparación en este país.

③Hay que estudiar de nuevo cómo debe ser la clase de la idioma japonés.


①When will your vehicle finish repairing?

②It isn't uncommon to break with the repair in this country.

③You have to study again how the Japanese language class should be.

3月14日(427日目:385日目) La simulación de terremoto

La simulación de terremoto


今日からいつもの運転手さんが病欠から復帰。

長期病欠の前は調子悪そうで度々休んでて、余病欠が余りにも長期間だったから、実は辞めたんじゃないかってちょっと思ってた。

復帰出来て良かった。

これで私の送迎が来たり来なかったり問題が解消されるかな。


午前中、

地震の避難訓練があるとかで、カウンターパートがいつもより綺麗目な服を着て外をウロウロソワソワ。

そもそもカウンターパートも避難訓練で何するのか知ってない。

開始時間を告知されてたから、実習もそれに合わせてダラダラと時間調整しながら行われてた。

開始予定時刻になったら、構内の中心部にあるカフェテリアからアラーム音が鳴る。

職員、先生と生徒も皆んなでとりあえず外に出る。

それから点呼とか何かするのかと思ったら、それだけ。

ワラワラと集まった人混みを面白がって撮影してる人達も。

で、何か指示とかコメントがある訳でもなく、10分程外に居たらそのまま休憩時間へ移行。

休憩時間前に全員が外に出ただけの意味不明な避難訓練。

余りにも目的が意味不明だったので、提出用のリストに日本の避難訓練の例を挙げてのコメント。

実習ではマツダ車のオイル漏れ修理したエンジンを車に載せる作業。


ランチ。


午後、

マツダ車のエンジンを載せてエンジン始動してたけど、冷却水がダダ漏れ。

で、今日は放置。

その他、

マニュアルミッションの修理、

エンジンECUの電子回路確認、

電子回路制作による回路学習(ダイオード、LEDランプ、抵抗、スイッチ等を使用)、

等。


帰宅後は久しぶりにヨガとスクワット。

身体カチカチ。


①意味不明な地震避難訓練。

②一人の先生がこの避難訓練を"茶番"と呼んでいた。

③カウンターパートは避難訓練の為におめかししてきた。


①¿Con qué intención hacen esta simulación de terremoto?

②Uno de profesor llamó a esta simulación de terremoto "farsa".

③Mi contraparte se vistió guapo para esta simulación de terremoto.


①¿Con qué intención hace esta simulación de terremoto?

②One teacher called this earthquake simulation "farce".

③My counterpart got dressed up for this earthquake simulation.