Vision of Life

青年海外協力隊(2016-3次隊)
2017年1月から2年間、ドミニカ共和国で自動車整備隊員として活動中。
日々の出来事をdisりながら記録に残してます。

3月19日(432日目:391日目) Esperar

Esperar


今日任地に帰る陸上同期隊員と一緒に私の配属先へ。


午前中前半、

同期隊員がバランスボードを選手の練習に取り入れるとの事で、木工科に行くもたまたま先生不在で材料入手出来ず。

なので、配属先の斜め向かい側にある私行きつけのFerreteríaに行って材料物色。

板とPCVパイプを選びカットしてもらう。

パイプのカットした面が荒れてたので、平らにカットをお願いしたら、更にカット面がガサガサに仕上がって来た(笑)

何だかんだやり取りして、材料入手。

同期隊員が帰るのを配属先正面でお見送り。

市役所職員さんの車の搬入を待つも予定時間に来ない。

市役所同期隊員と連絡したら、積載車がまだ到着してないから遅くなるとか。

金曜日に話しした時は「今からでも持っていける」的な事を言ってたけど、結局は予定通り進まないのがドミ共。


午前中後半、

実習場で修理中のカウンターパートの車の進捗を見に行く。

現状では、

燃圧計が付いてたり、

IGコイルやECUが外れてたり、

ハーネス千切って皮膜を剥いて裸線になってるのが放置されてあったり、

今はどの箇所に注目して、何をどう点検して故障探求進めてるのか進行状況が見えない。

何故、最初にサービスデータや不調状態を見て故障箇所を推測しながら、

1箇所ずつ点検して、

変化を確認して、

現状復帰させて、

次に進むって事をしないのか。

当初のエンジン始動可能でエンジン不調の時にO2センサーでの燃焼状態の確認、

バキュームセンサーでのエア吸い確認、

インジェクター制御での補正状況とか、

テスター繋げは判断出来る事は沢山あるし、サービスデータの情報は不具合を素直に表現してる。

それを判断基準の一つにしてトラブルシュートした方が圧倒的にラクで早いし、不必要な部品脱着で手や服を汚すこともない。

それらを色々とすっ飛ばして、

とりあえず部品を外したり、

とりあえず配線を切ってみたり(ドミ人は考察もそこそこに躊躇なく配線を切る傾向がある。)、

そして原因不明だとECUが悪いって安易に判断するし。(携帯ショップでも店員さんは自分がわからない不具合は全てソフトウェアのせいにしてる。)

元々、先生達は私の意見なんて聴く耳を持って無いけど、修理整備による不具合発生箇所がここまで多くなると、これから更にどんな修理整備をするのかが気になるので、とりあえず経過観察。

こうやって市役所職員さんのD- Maxも壊されていって、復旧させる事も修理する事も出来ずに投げ出されたんだなってちょっと思った。


市役所職員さんの車の搬入は積載車の都合で結局は明日に変更。


ランチ。

昼休みに配属先に救急車が来て、生徒さんが運ばれて行った。

近くにいた職員さんに聞いたら具合が悪くなったんだとか。

大した事ないと良いけど。


午後前半、

基礎クラスの実習ではいつの時代のかわからないプジョーを使用。

ジャッキアップ、

タイヤの脱着、

エアエレメントの脱着、

エンジンオイル、オイルフィルター等。

鈑金塗装科ではカウンターパートのカブの組み立て。

その他、配属先のマツダのディーゼル車がガス欠してエンジン始動不能との事で生徒さん達が点検。

プライミングポンプをポンピングしても燃料が上がってこない。

ホースを外して負圧点検したらポンプの負圧作動は正常なので、燃料入れてポンピングしたらエンジン始動。

ガス欠時の燃料補充したけど補充が足りなくて吸い上げられなかっただけっぽい。


午後後半、

日本語教師後輩隊員さんのイベントの告知。

JICAプリンターのインクが入荷したので、試運転がてらに昨日もらったイベントチラシをコピー。

縁周辺の文字が印刷されない状態だったので、原紙スキャンしてプリントアウト

とりあえず日本語に興味のある職員さんに渡して少しお喋り。

その後、カフェエリアの職員さんから許可をもらってカフェエリアの壁に貼り付け。

それ以外にも学習棟に掲示板があるから、それへの貼り付け許可を伺いに学科長の秘書さんの所へ。

そしたら、カウンターパートの許可が必要だとか。

学習棟の掲示板の管理は学科長かと思って聞きにいったけど、自動車整備科の責任者のカウンターパートの許可が必要って意味不明。

カフェエリアに貼ったチラシにもカウンターパートの許可が必要とか言ってきた。

カフェエリアから許可はもらってるって言っても話にならない。

ボランティアの上司はカウンターパートだから、カウンターパートが許可しなければ其々の責任者の許可を得てもその効力は無いって意味不明なシステム。

確かに、市役所とのコラボ企画も配属先の1番偉い人からの許可は得たけど、カウンターパートが拒否して潰されたし。

結局の所、ボランティアに関係する責任をどんな事であれカウンターパートに集約させて、何かトラブルが発生した時はそこの責任者ではなくてカウンターパートに責任転嫁して、カウンターパートに全ての責任を取らせようって流れかな。

そういう狡い手法は先進国レベルで感心する。

「〇〇(カウンターパート)はあなたの上司だ。だからあなたが何をやるにも必ず〇〇の許可が必要になる。」ってはっきりと言われたけど、私としては〇〇は私の上司で何ら構わないから、せめて私のカウンターパートには向上意欲のある協力的な人を人選させて欲しいわ。


とりあえずカウンターパートに話しして、適当に流された様な許可を取り、学習棟の掲示板に貼り付け。

普段から学習棟に行く機会がないから、先生と同じ服装で掲示板に貼り付けしてても、一部の生徒さん達からは不審者を警戒する様な目付きで距離を取って遠巻きに見られる(笑)


帰宅後は15日から滞ってたブログ書きをひたすらにやる。


①他のボランティアの活動をサポート。

②この国の整備士は思考する修理が苦手。

③この組織の責任問題に不便を感じる。


①Apoyé la actividad de otro voluntario.

②El mecánico de este país no es bueno de la reparación con el método de pensamiento.

③Siento que el problema de la responsabilidad en esta organización es inconveniente.


①I supported the activity of another volunteer.

②The mechanic of this country isn’t good to repair with the method of thinking.

③I feel that the problem of responsibility in this organization is inconvenient.

3月18日(431日目:390日目) La carrera de Santiago

La carrera de Santiago


マラソン大会。

ネット情報では、

7:30〜 開会式

8:10〜 スタート


プライベートクラスの生徒さんが見にくるとの事で、携帯は持っていかないので事前に入り口ゲートで待ち合わせの約束をする。

ドミ共だから遅くスタート事はあっても早くスタートする事は無いだろうって、7:40頃に会場へ。

会場までは家から歩いて5分位。

道中でも参加者が路駐して歩いて向かってるのを見かける。

会場に着いたら、スタッフのおばちゃんから「10kmマラソンの方はもうスタートしてるわよ!」って言われる。

見ると既にスタート済み。

会場に順次集まってきてる出場ランナー達も既にスタートしてる事に若干驚いてる人もいれば、気にせずにマイペースにのんびりとしてる人も(笑)

交通規制をとっとと解除する為に即スタートさせたのかな?

焦ってスタートすると怪我に繋がるので、軽くストレッチとジョグしながら入り口ゲート周辺に行くも生徒さんを見つける事は出来ず。

もう始まってるし、時間的な事もあるし、仕方無ないのでアップもろくにせずにスタート。


今回は11kmって情報があったので、目標は55分切り。

前回のコンスタンサマラソンでは前半に飛ばし過ぎて後半に死んでたので、今回は陸上隊員と一緒に走ってペースの確認。

前半は体力に余裕があるから、ついついペースが上がりそうになるのを我慢。

前半は5′00〜5′30min/kmペース。

今回はペースメーカー(陸上隊員)が居てくれてペースが何となくわかったけど、前回は初めての10kmマラソンで距離感もスピード感も分からないで周りにつられて前半に4'30min/km前後のオーバーペースで走っていたかも。

そりゃ後半バテ過ぎて死んでた訳だ。

フラットペースを意識して、7km通過時点で37分前後(あまり憶えてない)。

温存しておいたスタミナ使ってちょっとペースを上げて、後半の上り坂をスタミナ切れランナーを抜きまくる。

歩き部門の隊員さん達の声援に元気もらって、ゴール直前でスタート前に会えなかった生徒さんからの声援を受けてゴール。

体感的に11kmではなく10kmだった。

結果は49分23秒、ペース4′56min/kmの50分切りを達成!

しかも今回は速い隊員が不参加だったり、速い同期隊員達のコンディション不良(陸上:膝、環境:交通規制解除、バド:三日酔い(笑))で、隊員内で50分切りは私1人。

目標達成出来て気持ちいい!

そして皆んな無事にゴール出来て良かった!


ゴール後に生徒さんとお喋り。

水と汗まみれの身体なのにハグしてきてくれた神対応(笑)

ホント良い子だ。

10時から仕事らしいのでお見送りして、

皆んなで集合写真撮って、

モニュメントで軽くストレッチ。


自分のペースの組立てとか、後半にペースアップしてランナーを抜いて行くのとか楽しかった。

薄底ファイブフィンガーズでも10km問題無く走れた。

前半5kmで5sec/km速く走ってれば25秒稼げたから、そしたら48分台出せてた。かたま

今回の結果でも全てを出し切れてない感じだったからか、目標の50分切りをしたのにもかかわらず、途端に新たなタイムに対する目標が見えてくる。

来月39歳になるが、自己進化に対するストイックさはまだまだ止まる事はない。←スガシカオのProgressが脳内再生されてる(笑)

それとレース中に観察してたけど、速い黒人系選手のフォアフット走法は跳ねる様に走ってて、スピードも速くて見てて興味深い。


帰宅してシャワー浴びて、洗濯。

そして皆んなでランチ。


食後は地方組のお見送りして、サンティアゴ隊員3人&モカ隊員1人の合計4人で公園でお喋り。

人の恋バナはいくつになっても聞いていて楽しい(笑)

16時頃までお喋りして、夕食を買って帰宅。


夕方からはプライベートクラス。

移動中に事故を目の前で目撃。

目の前を走るカロプブリコ(乗り合いタクシー)と路肩を走るバイクが並走してたら、カロプブがバイクに幅寄せ接触。

その勢いでバイクが歩道に乗り上げ、タイミング悪く目の前には電柱。

そのままのスピードでライダーがバイクごと電柱に衝突。

その衝突の勢いでライダーは壁に吹き飛ばされて、跳ね返って歩道に転がる。

吹っ飛ばされて歩道に転がって呻き声を上げてるライダーをタクシーの中から通り過ぎ様に見掛けただけだけど、曲がった脚のラインでの推測だと、おそらくライダーは強い衝撃で電柱とバイク間に左脚を挟まれて、その衝撃で左大腿骨近位部骨折してるっぽい感じ。

途上国でその部位骨折したら、医療技術や医療費支払い能力などの問題で、今までと同じ生活への復帰はもう無理だろうな。

お互いの不注意が原因だけど、重大事故になってしまった要因の1つにはこの国の道路設計の問題もあると思う。

日本の道路設計だったら、同じシチュエーションの事故でもそこまでの怪我には至らなかったと思う。


今日のプライベートクラスは早く着いたから17:30から。

文書を組み立てながら会話の練習って事で、終始日本語、英語、スペイン語の三ヶ国語でのお喋り。

ちょっと早口な英語やスペイン語で話されると、拾えた単語と話の流れ、表情の変化で言ってる事をイメージして内容理解してるギリギリって言うか若干アウトを跨いでる様な状態。

私は聴き役キャラだから、8割がた話を聞いてた感じだったけど(笑)

手作りflanが美味しかった!

あっという間に時間が過ぎて20:30、今回は約3時間。


21時頃に帰宅して夕食。

環境隊員の家で過ごしていた陸上隊員が私の家に戻ってきて、ロンを飲みながらJ-Popを聴き、色々と語らいあう。

環境隊員の部屋でドアインロック事件が発生したらしく、ドミ共の片溝式キーシリンダーピッキング解除隊員の私にヘルプの電話してきたらしいけど、繋がらなかったらしい。

私の携帯にその着信履歴もない。

新しく渡されたJICA携帯は何かと調子悪い。

落ち着いた者同士だとお喋りとロンの減りが淡々と進む(笑)

結局、夜中1時頃までお喋りして就寝。


①サンティアゴマラソンは私にとって良い思い出の一つになった。

②仲間達の声援で体力が回復した。

③交通事故には気を付けましょう。


①La maratón de Santiago se ha convertido en uno de buenos recuerdos para mí.

②Me recuperé mi fortaleza escuchando el aliento de mis amigos.

③Tenga cuidado con los accidentes de tráfico.


①The marathon of Santiago has become one of good memories for me.

②I recovered my strength by listening to the encouragement of my friends.

③Be careful with traffic accidents.

3月17日(430日目:389日目) La fiesta de cumpleaños

La fiesta de cumpleaños


午前中、

配属先での日本語教室。

のはずだったけど、ブッチされた。

なんかもう、「やっぱりか」って思うだけ。

なので午前中にブログを書きつつ洗濯をする。


午後からは壁で脚上げして脚を休ませながらブログ書きしたり、英語アプリしたり。


週末のプライベートクラスは明日に決定したから、夕方からのボランティア隊員4名合同の誕生日会兼飲み会へ参加。

会場はサンティアゴ隊員定番のお肉屋さん。

店では演奏パフォーマンスをしてたけど、スピーカー音量が大き過ぎてせっかくの良い音楽もただの騒音(笑)

私は、自分は肉と酒を抜くとパフォーマンス上がるんじゃないかって自説の実験の為に、今回は肉を目の前にしながらもパンとキャッサバ、コーラ。

明日のパフォーマンスの事を想像すると、目の前に美味しい肉があっても全く興味が無くなる。

毎日ランチに肉食べてるけど、そもそもはそんなに好んで肉を食べないタイプだし(笑)

隊員さん達の手作りケーキとおにぎり美味しかった!

それと、一部の後輩隊員さん達の間で私のブログに出て来る場所を巡る聖地巡礼ツアー的なものが密かに開催されてる事を知る(笑)

日々の活動のディスりや、モニュメント周りのオシッコ臭さの考察以外にも、サンティアゴの良いところ情報をもっと伝えていかなければならないなと感じた(笑)


今夜と明日はモカの陸上同期隊員が私の家にお泊り。

私は二次会には参加しなかったので、二次会参加のモカ隊員の帰りをのんびりとストレッチしながら待つ。

明日は待ちに待ったマラソン大会!


①次回のクラスは、"二度あることは三度ある"か"三度目の正直"のどっち?

②私は穏やかな農耕民族タイプです。

③首都隊員さん、モカ隊員さん、サンティアゴ隊員さん、サルセド隊員さん、誕生日おめでとう!


①¿Cuál es la próxima clase "No hay dos sin tres." o "A la tercera va la vencida."?

②No soy un tipo étnico de caza, sino un tipo étnico agrícola tranquilo.

③¡Feliz cumpleaños!


①Which is the next class "It never rains but it pours." or "The third time is lucky."?

②I'm not an ethnic type of hunting, but a quiet agricultural ethnic type.

③Happy Birthday!