Vision of Life

青年海外協力隊(2016-3次隊)
2017年1月から2年間、ドミニカ共和国で自動車整備隊員として活動中。
日々の出来事をdisりながら記録に残してます。

8月14日(216日目:175日目)

ダハボン2日目。

今日は朝イチに13:00のバスチケットを事前購入。

その後、日系一世の方、先輩隊員さん、同期隊員の4人でダハボンの街中散策。

月曜日はハイチマーケットなるイベントがある様で、路上に物を並べて販売しているハイチ人が沢山。

食料、服、靴、日用品と、ボロい物から新古品まで沢山の物と人が溢れかえっている。

なぜハイチの人達はそんなに物を持っているかというと、アメリカからの支援物資が大量に投入されてる事によりハイチには支援物資が必要以上に溢れかえっていて、結果それらを販売して収入にしているらしい。

支援の方法には色々とある。

よくある例え話だと、

"魚を与えるのでは無く、釣り方を教えよ"

とかある。

今のハイチは、魚もらい過ぎて余ってるからその魚売って金稼ごうぜ状態。

物資支援は短絡的に援助した気になるだろうけど、その手法をしている限り自立は無いから永久的に途上国。

そんな事を思いながらも鍋、ハーパン、サンダルを購入。

鍋(新古品)350ペソ→250ペソ(約630円)

ジョーダンのハーパン正規品(極上)200ペソ→150ペソ(約380円)

クロックス的なサンダル(ボロい)200ペソ→100ペソ(250円)

ハイチ人は物の価値がわかってないから値段設定が適当。

とりあえず高めの値段を言ってくるけど、ブランド品でもブランド品でなくても値段設定はだいたい同じ。

後は交渉次第。

鍋は揚げ物用に使うのを探していて、底がボコボコしてるのを発見。

ボコボコで表面積増える事によって熱伝導率が良さそうだから、値切りが少ししか出来なかったけど購入。

その後、別の場所で靴を見ていて、靴の山のを掻き分ける為に鍋を足元に置いていたら一瞬の隙に鍋を盗まれる。

日系の方が見ていたおかげで持ち去られる事はなかったけど、しゃがんだ状態で足元に置いていたから盗まれる事は無いと思っていたので完全に油断していた。

ホント気を付けないと。


ある程度散策して、4人でビール休憩しながらお喋り。

そして、日系の方と別れて、三人でランチに先輩隊員さんおすすめのエンパナーダを食べて、コルマドを経営してる日系一世のおばあちゃんに挨拶して、バスターミナルへ。

定刻通り13時頃に出発。

先輩隊員さんが子供を抱っこしながらお見送り。

抱っこしていた子供は、先輩隊員さんはブログを毎日書いていて、そこにほぼ毎日登場する子供。

毎日ブログで見てるあの子を実際に見れて感動(笑)

帰りのバスでも検問。

今回は大型の長距離バスだから荷物をチェックして関税を掛けるとか何とか。

ちなみにハイチの品物はドミ共に持ち込み出来ないそうなのでハイチの物が見つかったら没取されるそうです。

ひたすら待たされて、モンテクリスティに行くまでに1.5時間。

前日にモンテクリスティに行った時は40分位だったので約2倍。

サンティアゴに到着したのは17:30頃。

バスの移動に疲れた。

サンティアゴに到着後、近くの日本料理食材店によってみりん風味調味料購入。

帰宅途中、ウォールアーティストが絵を描いてたから、歩きながら遠目にちょっと見学。

帰宅して、荷物整理して、夕食食べて、明日の準備して就寝。

ここ4日間で普段活動が忙しくてなかなか会えない同期隊員と4日間も行動を共にして、色んな話や考え方を聞く事が出来て、自分の立ち位置や考え方の幅を変えるアドバイスを沢山もらえた。

そしてなかなか行く事が無いダハボンに行く事が出来て、新しい発見や出会いがあった。

あっという間の4日間、暑さと移動でかなり疲れたけど充実した4日間になってとても良かった。

コーディネートしてくれた先輩隊員さん、

行動を共にしてくれた同期隊員、

ダハボン在住の日系の方々、

とても感謝しています。

8月13日(215日目:174日目)

ダハボン1日目。

朝8:30のに乗る予定でダラダラとしてたら、家を出るのが8:10過ぎとまたしても遅くなり、2人でダッシュ(笑)

同期隊員はスポーツ隊員で足が速いので競い合う様に走り、余裕で8:25にターミナル到着。

相手が居るとペースがいつもより速い。

2人とも汗だく。

チケット買って待ってたけど、バスが来たのは9時頃。

ダッシュした意味無かった(笑)

初めてのダハボンだから標準時間はよくわからないけど、とりあえず12時前に到着。

ダハボン在住の先輩隊員さんにお出迎えしてもらい、コーディネートしてもらったホテルにチェックイン。

日中は予定が無かったので観光とランチを食べにモンテクリスティへ。

ダハボンはハイチとの国境の町だから、ハイチ人の密入国を防ぐ為にダハボンから出るには検問を三箇所通過しなければならない。

アジア人であっても身分証明書を提示。

私達JICAボランティアはドミ共の外務省発行の在住証明書を提示。

バスに同乗してたハイチ人の1人は身分証明書が偽造の疑いがあるとかでバスから降ろされてた。

調べられて疑いが晴れたからバスに戻る事が出来てたけど、再び乗り込んで来た時の安心、切なさ、憤りが垣間見れる表情を見ていて切ない気持ちになる。

もし疑いが晴れずに留置所に送られるのを見たら、もっと切ない気持ちになってたと思う。

興奮したハイチ人達がクレオール語でまくし立てて話してたけど、クレオール語は全く理解出来ない。

そして無事モンテクリスティに到着。

途中のレストランでチョッパー発見!

ドミ共にもあんなバイク存在してる事に驚きと感動(笑)

海沿いのレストランでランチ。

海なのでSopa de Mero(銀ムツのスープ)をチョイス。

久しぶりに魚を食べた。

味もしっかりしていて美味しかった。

食後は塩田を眺める。

時期が良いと塩田の塩がピンク色で魅力的らしい。

塩田の後は海へ。

海は塩田写真の奥に写ってるポコつとした山の裏側の隠れスポット。

ここのビーチでは、Zapato(靴)と呼ばれる靴の形したら岩が有名との事。

ハイチ人にとって、乗り物が無いと来れないこのビーチに来る事は一つのステータスになるらしい。

綺麗でのどかで良いスポットです。

その一方で、Zapatoの周りは波が強いらしく、誰も寄らない(行こうとすると危険だから呼び止められる)らしいけど、悪ノリした人が靴岩の近くに行って毎月1人位は強い波で周りの岩に打ち付けられて亡くなってるらしいから、要注意。

そり立つ壁の様な山を眺めていたら、掴める箇所がいっぱい。

試しにちょっと壁に張り付いてみたら、やっぱり登れそう。

オニツカタイガーでヒールフック(笑)

下が砂浜だから着地の衝撃も少ない。

壁は10mオーバーだからリードないと危険だからトップまでは登れないけど、下の方でライン描いて登るだけでも十分に楽しそうだし、クライミングに良い感じ。

サンティアゴからこのビーチまでは片道三時間以上はかかりそうだけど、クライミングシューズを日本から送ってもらおうかなって、ちょっと考えてしまった(笑)

ミウラー推しだけど、砂浜で砂が入りにくいフューチュラの方が良いかな。

クライミング欲求がジワジワくる(笑)


海を眺めた後はダハボンへ戻り、コロニアハポネサへ。

ここは日本人移住者が最初に住んでいた日本人居住区で、今は日系の方達は殆ど住んでないとの事。

移住が始まってから60年は経過してるのに、電気が通ったのはここ3年前位との事で、生活は不便な状況だったんじゃないかと思う。

記念碑を見て、日本人墓地へ。

閑散としたところにひっそりと佇む墓地。

見渡す先はハイチ。

私には想像も出来ない様な苦労の日々が続いてたんだろうなとしみじみ思う。

だからこそ私達JICAボランティア隊員は日系人が積み重ねてきた品位に泥を塗る様な行為はしてはならないと思う。

そもそも日本人として品位に欠く行為をしてはいけないけど。


帰りは仕事中の日系二世の方と偶然に遭遇して、街中まで送ってもらえる事に。

優しさに感謝。

街中をちょっと散策。

デカい胸像発見。

胸像の後ろの壁の向こう側はハイチ。

汚れた川で子供達が水浴びして遊んでいた。


その後、先輩隊員さんおすすめのレストランで夕食。

Chivo(山羊)、Capreseが美味しいとの事で、それらを注文。

どれもとても美味しい。

Capreseのチーズが特に美味しかった。


ホテルに戻って、疲労により直ぐに就寝。

明日は買い物。

8月12日(214日目:173日目)

週末土曜日。

昨日、寝るのが遅かったので10時頃に起床して朝食を取り、洗濯。

昼頃から同期隊員にサンティアゴ紹介。

家を出てメイン通りの交差点の角に以前CD買ったCD売りのおにーさんがいたので話しかける。

どうやら前回に色々と話して、ここなら私と会えるかもと思って角に居たっぽい。

会えるかどうか、会えても買ってくれるかどうかわからないのに、私を探してくれてた様なので、友達として一枚購入。


同期隊員へのサンティアゴ紹介はとりあえずモニュメントへ。

むしろモニュメント位しか紹介する場所ないけど(笑)

勝手に観光案内してチップ要求するおにーさんに勝手に観光案内されてチップ要求された。

払う気はなかったけど、色々と話して、このおにーさんはただ単に金を要求するのではなく、「お前たちの気持ちで良いんだ」等の礼儀のあるやり取りがあり、同期がその言葉と気持ちに感動してチップをあげる事に。

首都サント・ドミンゴでも同じ様な事をしてくる人がいるけど、サント・ドミンゴでの要求はあからさまでヒドいものらしい。

モニュメントへの入場は14時からとの事で周りを写真撮ったりしながらウロウロ。

で、今回はモニュメントへの入場はやめにして、スーパーへ買い物。

夜に飲むロンを購入し、ランチもスーパーのフードコートで。

ランチはパエリア。

帰って一休みして、夕方頃にオススメのポジョ屋さんへ行き早めの夕食。

夕食後、帰宅して12時頃まで昨晩同様に飲みながら語り合う。

途中、昼に買ったCDをチェックしたら有名な曲がバグってて音楽が流れない状態になってた。

ちょっとショックだけど、50ペソのコピーCDだし仕方ない。

明日は2人でダハボンへ。